いきなりまとめ
自動応答システムは2種類
- Retrieval-based model
- Generative model
DeepLearningはどちらのモデルにおいても使用される。
よく使われるのはクローズドドメインのRetrieval-based model。
Today I Learned
Deep Learning for Chatbots, Part 1 – Introduction
を参考に。
自動応答システムにはRetrieval-based modelとGenerative modelの2種類がある。
DeepLearningはどちらでも使用されうる。
Retrieval-based modelの特徴
- 新しい応答を生み出さない。
- 事前定義された応答集より取り出す。
- その際にルールベースもしくはMLによるクラス分類を使用。
- 文法的にミスがない。
- 名前などの文脈情報を返せない。
Generative modelの特徴
- 新しい応答を生み出す。
- MachineTranslationと同様の技術を使用。
- 名前などの文脈情報を返せる。
- 文法的ミスがありうる。
- 膨大なトレーニングが必要。
- Sequence to Sequenceモデルが適している。
共通事項
- 入出力のテキストが長くなるほど難易度が高い。
- オープンドメインよりもクローズドドメインの方が難易度が高い。
共通する困難
- 会話文脈を取り込むこと。
- 意味的に同じ質問に対して一貫した応答をすること。
- 人の評価に匹敵するモデル評価の指標がないこと。
- 一般的な応答ばかりすること。
Retrieval-based modelにせよGenerative modelにせよ、オープンドメインでのシステムは実現するのが困難。
文法ミスや不適切な応答の可能性があるGenerative modelよりもRetrieval-based modelが実際には用いられている。
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